Atelier PELLICO
23
-
PELLICOが追求する、しあわせの循環
最近よく耳にするようになったSDGs(Sustainable Development Goals)という言葉。「持続可能な開発目標」と訳され、世界中の人々がより良く暮らし続けていくための17の目標が掲げられています。なかでも、ファッションにおいて注視されているのが、12の目標「つくる責任 つかう責任」です。限りある資源をいかに有効に使うかは世界が抱える課題であり、持続可能な資源の開発に努めるだけでなく、長く愛用できる質の高いものをクリエイトすることもブランドの重要な使命と言えるでしょう。
-
PELLICOでは品質とデザインの両面からアプローチし、長く大切に履けるシューズを生み出すとともに、お客様のもとへ渡ってからも美しい状態で履き続けられるよう、直営店にリペア工房「Atelier PELLICO da EARTH」を併設。それぞれのシューズに合った純正のパーツで修理やお手入れを行うことにより、一足の寿命を延ばし、大切な資源を最大限活用することに努めています。お直しをすることで物を大切にする気持ちが自然と芽生え、より愛着も増すのではないかと私たちは考えているのです。
-
大切に使っていたとしても、物には必ず手放さなければならないときが出てきます。今年7月に直営店にて、履かなくなったシューズをPELLICOで使えるポイントと交換のうえ、回収するキャンペーンを実施。回収したシューズは、焼却時の熱エネルギーを再利用する「サーマルリサイクル」という方法で、環境に配慮しながら処理させていただきました。お客様の思い出のある大切なシューズを、新たな一足との出会いにつなげる取り組みが、私たちの生活を楽しく、豊かに彩る一助になることを願っています。