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Atelier PELLICO

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マスターピースに息づく靴づくりの美学 マスターピースに息づく靴づくりの美学
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    マスターピースに息づく靴づくりの美学

    PELLICOのシューズが“走れるパンプス”と言われ、その抜群の履き心地に多くの女性から共感を得ているのにはいくつかの理由があります。自社工房を構えるイタリアのパドヴァは、上質な素材を生み出すタンナーをはじめ、木型やヒール、ソールといったパーツごとの専門工場が点在し、古くから受け継がれてきた伝統と文化が残る靴の一大産地。PELLICOのシューズは、靴づくりのすべての工程において高い水準を満たすこの地で、「メイド・イン・イタリー」のクオリティにこだわり、熟練の職人たちが一足ずつ丁寧に作り上げています。

  • デザイナーのルカ・パンパニンは表面的な美しさだけでなく、履いた時の快適さを兼ね備えたシューズにこそ、PELLICOの美学が宿ると考えます。その両者のバランスを担うのが、靴づくりの要である木型。同じポンテッドトゥの木型でも、モデルごとに数ミリ単位の微調整を繰り返し、最高の履き心地とデザインを実現します。そして、木型に合わせるヒールにも並々ならぬこだわりが。ひとつの木型にさまざまな形状のヒールを当て込み、重心のかかる部分にペンを刺しながらバランスを確認。納得がいかなければ一から作業をやり直します。

  • 踵を収めるヒールカップもまた、履き心地を左右する重要な部分。PELLICOではカップの高さを一般的なパンプスよりも数ミリ高く設定し、しっかりとしたホールド感で踵を包み込みます。そこに厚みのある芯材を用いて、美しいフォルムを叶えているのも特徴です。さらに、甲革を中底と合わせて固定するつり込み。木型の凹凸に沿うように絶妙な力加減が必要とされる作業も、創業から極力同じ職人の手で行うことで、快適性を保ちます。自社工房で行われる一貫したものづくりにより、デザインと履き心地が両立するPELLICOのパンプスは完成します。

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