デザインにかける真摯な思い

「靴作りとは、豊かな色彩、無限の可能性のなかで、まだ見ぬアートを作り出すようなもの」とデザイナーのルカ・パンパニンは言います。まずはじめに思い描くのは木型とヒールのバランス、そしてそこから綿密にデザインを創造していきます。目まぐるしく変化するトレンドを加味しながら、それ以上に大切にしていること。それが、どんな靴でもフェミニンであること。そのポリシーが、遊び心のあるデザインでも上品に調和して見える軸となっているのです。

デザインにかける真摯な思い

そして今季、“小さな月”という意味を持つ新モデル「LUNETTA（ルネッタ）」が生まれました。「どこにいてもいつまでも変わらない月のように色あせない美しさを」というデザイナーの願いが込められています。特徴的なのが両サイドのカッティング。幅や角度、位置に至るまで計算しつくされ、足を入れたときにどこから見てもパーフェクトな美しさを実現します。サイドにさりげなくのぞく素肌から香る繊細な女らしさ、これぞPELLICOの真骨頂。女性らしい柔らかなアーチを強調しつつ全体を引き締めるパイピングもポイント。配色によって変化する表情にも注目を。プレーンなパンプスとは一線を画す、けれども毎日飽きずに履ける、ニューアイコンモデルの誕生です。