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Atelier PELLICO

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靴に命を吹き込むパタンナーの目利き 靴に命を吹き込むパタンナーの目利き
靴に命を吹き込むパタンナーの目利き 靴に命を吹き込むパタンナーの目利き
  • 靴に命を吹き込むパタンナーの目利き 靴に命を吹き込むパタンナーの目利き

    靴に命を吹き込むパタンナーの目利き

    木型とデザインが決まったら、パターンを引くのと同時に大事なのが芯材を選ぶ工程。芯材とは、表革と裏革のライニングの間に入っている芯となる部分で、靴を立体的に形づくり、型崩れを防ぎ、足にフィットしやすくする、いわば靴づくりの中枢。その重要なパートを担うのが、PELLICO専属のパタンナー ジョバンニ。これまで数多くのシューズブランドで経験を積んだ芯材のスペシャリストでもあります。素材や硬さ、厚みなど無数の芯材のなかから、その木型とデザインにいちばん合うものを選ぶ手腕に、デザイナーのルカ・パンパニンも絶大な信頼を寄せています。

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    靴に命を吹き込むパタンナーの目利き

    特に芯材の重要性を物語るのが、PELLICOが得意とするプレーンなパンプスです。硬くて厚みのある芯材を選べば、より手間なくレザーの釣り込みができますが、歪みの原因になり、素材そのものの質さえも落としてしまうことがあります。それは端正なシルエットを要するパンプスには命とり。その靴にとって完璧なバランスの薄さとやわらかさの芯材を見極めることで、足なじみがよく、長くはき続けても美しいフォルムを要す最高の一足が生まれます。

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