靴に命を吹き込むパタンナーの目利き
木型とデザインが決まったら、パターンを引くのと同時に大事なのが芯材を選ぶ工程。芯材とは、表革と裏革のライニングの間に入っている芯となる部分で、靴を立体的に形づくり、型崩れを防ぎ、足にフィットしやすくする、いわば靴づくりの中枢。その重要なパートを担うのが、PELLICO専属のパタンナー ジョバンニ。これまで数多くのシューズブランドで経験を積んだ芯材のスペシャリストでもあります。素材や硬さ、厚みなど無数の芯材のなかから、その木型とデザインにいちばん合うものを選ぶ手腕に、デザイナーのルカ・パンパニンも絶大な信頼を寄せています。