熟練された職人の目と手だけが叶える最高の仕上がり

靴のパターンを引き木型にぴったりの芯材が完成したら、次は革を貼り付け靴の形にしてく「吊り込み」という作業。まず木型に革を巻き込み木型になじませていきます。天然素材ゆえ世に同じ革は存在しません。機械ではなく人の手で行うのは、実際に見て、触れて、その素材に最適な力加減でシワが入らないよう慎重に行う必要があるからです。そのあとに行う釘打ち（仮留め）、紐巻き（釘を取り除く作業）、ソールとアッパーをならすための研磨、ヒールやアウトソールの取り付けに至るまで、各工程に専任がいるのもPELLICOのこだわりです。

熟練された職人の目と手だけが叶える最高の仕上がり

一足に半日以上かけて行うこれらの工程は、代わりがいないから誰一人欠けても実現しません。それほどPELLICOのことを熟知した匠が手がけることを大切にしているのです。それは、均整のとれた美しさとはき心地を徹底するため。どんな木型、素材、ヒールの高さでも、端正で心地よい。だから選ばれる。PELLICOはそうありたいと願っています。