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Interview
Donna per PELLICO

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INTERVIEW 矢野未希子さん

INTERVIEW 矢野未希子さん

チャーミングでハンサム。とびきりの笑顔とは裏腹に、時にハッとするほどクールな表情をみせる矢野未希子さん。そんな彼女が履いているのは、PELLICOのニューアイコンLUNETTAのパンプスと、異素材使いが特徴的なTWIST ARCHのサンダル。新しいステージを迎え、いつにも増してハッピーオーラに包まれる矢野さんのパーソナリティに迫る。

真夏に映える“サマーブラック”が新鮮

真夏に映える“サマーブラック”が新鮮

「ここ数年、夏にあえて黒を着るのが好き。夏の強い陽射しと黒い服のコントラストが素敵だなって」

風にたなびく軽やかなドレスに、優美なデザインのサンダルを合わせた矢野さん。彼女のもつ少女性の残る雰囲気が深みのある鮮やかなパープルの靴と相まって、たおやかな魅力を奏でている。

「パープルはフェミニンな印象が強いけれど、ウッドヒールや異素材のツイストが程よい抜け感を出してくれます。8cmというヒールの高さも安定感があるから、デイリーに使えそう」

矢野さんの着こなしを紐解くと、そこに見えてきたのは彼女らしいおしゃれの軸。

「このサンダルをレースのドレスと合わせてとことん女らしく着こなすのも素敵だと思ったのですが、背中のデザインが印象的なリゾートドレスでカジュアルにしたほうが可愛いかなと。私の好きな女性像は、基本きちんとしているけれど、どこか抜けというか大人の余裕を感じさせる人。デザインのあるものを取り入れたり着方で崩したりしてその女性像に近づけるだけでなく、ヘアメイクも込みで考えます。メイクはナチュラルに、ヘアはニュアンスを出すために巻いて、オイルでほんのりウェットな質感をプラスしました」

靴を起点にいかに自分らしく服を着こなすか。それは、ファッションへのこだわりや独自の哲学がないと成立しない。

「靴は“こう見られたい”という女性像をアピールできる重要アイテム。シーズンに5、6足は新しい靴を買い足します。今回選んだ2足のほかに気になっているのはクリアなサンダル。春夏はバリエーションが豊富に揃っているから楽しいです」

1年後どうなっているかは、自分でも想像がつかない

1年後どうなっているかは、自分でも想像がつかない

シンプルなスタイルに潜む洗練された美しさ。その着こなしから彼女の生き様が透けてみえる。10代からモデルとして活躍し、年齢を重ねるごとにその魅力は増すばかり。ヘルシーな色気が漂う姿に憧れる女性は多い。

「20代前半の頃、こんな華奢な身体では大人の服を着こなせないと思いました。健康的で程よい肉感のある身体をつくろうとジム通いを決意。今はキックボクシングやヨガもやっていて、運動が私の生活の軸になっています」

そう語る矢野さんは、愛らしいだけではない自信がにじみ出るような笑顔をみせる。脇目も振らずストイックにモデル業をひた走る彼女は、「器用じゃないから、ほかのことができない」と笑う。

「やりたい気持ちはあるけれど、ひとつのことに集中してしまう性格なので。これからは1つひとつの仕事を大事にしつつ、新しいことにもチャレンジしていきたい。雑誌はイメージに沿って自分を表現するものだから、今後は自分らしいをファッションを発信していくことができたらなと。これまでの枠から1歩踏み出して方向性を決めていけたらなと模索しています」

後編は5月1日(水)公開
PELLICOの新たなアイコンシューズLUNETTAを矢野さんがセルフスタイリングでご紹介。どうぞ、お楽しみに。

矢野未希子/Mikiko Yano

1986年生まれ。15歳でモデルデビュー後、数々の女性ファッション誌に登場しカバーガールを務めるほか、広告やCM、テレビでも活躍中。愛称「みっこ」。抜群のプロポーションとキュートな笑顔で同年代の女性から絶大な支持を集め、Instagramに投稿されるシンプルながら鮮度の高い私服コーディネートも常に注目の的。 Instagram : @mikko1104

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