ヘアスタイルひとつとっても、自分の好きなもの、似合うものをよく知っていて、無類の存在感を放つモデルの田丸麻紀さん。大の靴好きとしても知られ、15年前からPELLICOの靴を愛用しているという。パンプスを中心にサンダル、ブーツ、ローファー、そしてヒールからフラットまでをコレクションするヘビーユーザーの彼女に、改めて聞いてみたPELLICOの魅力とは。
Interview
Donna per PELLICO
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INTERVIEW 田丸麻紀さん
個性ある靴の横顔が、視線を、人を惹きつける
白いカサブランカのように凛と美しく、気品のある姿で人を魅了する田丸さん。クリーンなだけではない、卓越したファッションセンスをもつ彼女に、PELLICOのファーストインプレッションを尋ねると、
「最初に出合ったのは、ベージュのスウェードのパンプスでした。端正な佇まいで、どんなスタイルにもなじむ一足だと感じました。ひと目で心惹かれましたが、実際に自分で一足持ってからのほうがよさを実感。スタンダードなものはなおさらですが、トレンド感を出せるエネルギーがたっぷりあるのに、一生履けるようなベーシックさがある。たとえるなら、オードリー・ヘプバーンみたいな存在。いつの時代も新鮮に見える、PELLCOの靴はそんな印象ですね」
ブランドコンセプト“意志のあるベーシック”をベースに、今季のLUNETTAはヒールとアーチのカラーを合わせて、よりモダンな印象にアップデート。クラシカルな雰囲気の新色“バターミルク”も、今のムードを後押ししている。
「ヒールのトレンドが変わってきている中で、3.5cmという高さは今の私の気分。ベーシックが多い私のPELLICOコレクションに新しく仲間入りしたこの一足は、自分らしさの表現としても、スタイルの仕上げとしても、信頼できるパートナーになりそうです」
コーディネートを組むとき、最初に考えるのが「靴」
「コーデは靴から決める」というファッションルールをもつくらい、靴は、田丸さんにとって大切なアイテム。PELLICOの靴を起点にコーディネートを考える場合、それはどんなスタイリングになるのか。
「PELLICOの靴は万能すぎてどんなスタイルにも合うから、カジュアルなのか、エレガントなのか、あるいはレディなのか、その日になりたいキャラクターで考えます。たとえば、パンプスをカジュアルに着こなしたいからデニムを合わせよう。淡い色だからブラックよりブルーかな。トップスは、季節によってTシャツだったり、ニットだったり。バッグは大きめのトートより、クラッチのほうがバランスがいいよね。そんなふうにコーディネートをつくっていきます」
感覚的でありながら、客観的にコーディネートを組むこのロジックこそ、軸のあるおしゃれの秘訣。それでいて、“好きなもの”という心の納得があるから、彼女の着こなしはいつも輝いてるのかもしれない。
カットソー¥13,000(ドゥーズィエム クラス／ミューズ ドゥーズィエム クラス 丸の内店) パンツ¥23,000(マカフィー／トゥモローランド) 肩に掛けたニット(私物) ピアス¥13,000(ダイナソー デザインズ／ガリャルダガランテ 表参道店) ブレスレット¥10,000(フィリップ オーディベル／ガリャルダガランテ 表参道店) リング¥25,000(レベッカ ピント／ガリャルダガランテ 表参道店)
【問い合わせ先】
●トゥモローランド〈0120-983-511〉
●ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 丸の内店〈03-5220-2121〉
後編は4月1日（水）公開
プライベートの過ごし方から人生のロールモデルまで、美しい佇まいに秘めた田丸さんのパーソナルな一面に迫ります。
どうぞ、お楽しみに。
田丸麻紀/Maki Tamaru
大阪府出身。10代でモデルデビューし、トップモデルとして多数のファッション誌で活躍。2003年に女優デビュー。女優、モデル、MCなど幅広いジャンルで活躍中。ほかにも、ファッションブランドとのコラボも数多く手がけている。2010年には、最も「靴」が似合う著名人、有名人に贈られる「シューズ・ベストドレッサー賞」を受賞。プライベートでは、2012年に結婚し２児の母。 Instagram : ＠tamarumaki
